官製ワーキングプアの典型的求人:横浜国立大学国際社会科学研究院資料室の非正規司書募集

◎時給963円で業務遂行に必要な英語力(日常会話、メール対応、英文資料の読解力)と専門知識が求められる、お寒い求人 国立大学法人も多くの非正規職員を雇用しており、低賃金かつ数年で雇い止めとなる、官製ワーキングプアの問題が指摘されています。非正規職員と言えども、仕事に対しての責任は生じますし、資格、語学力、専門知識が必要な業務もあります。 今回は、英語力、専門知識、資格などの能力を求めていながら、…

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図書館流通センター(TRC)の劣悪な図書館司書求人募集:人生が迷走する不安定な契約

 近年は、民間企業も公務員の事務職も、比較的売り手市場だと言われます。全ての地域、業種・職種が該当するわけではありませんし、面接重視採用が当たり前になったので油断は禁物ですが、数年前の氷河期に比べれば、全般的に正職員・正社員として就職しやすくなっています。一方で、図書館業界に目を向けると、残念ながらそうではないようです。その一例が以下の内容です。 図書館業務受託大手、TRC・図書館流通センターの…

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採用側は、裏切らない人材を採用しなければならない

 独自指定の履歴書やエントリーシートの記入項目に、併願状況を書く欄がある場合があります。他の自治体、国立大学、民間企業などの具体的な固有名詞と進捗状況などを細かく書かされるのです。全体の微々たる記入スペースなので、志望動機や自己PRなどの記入欄と比較して、一見、それほど重要でないように思いますが、ここが大きな落とし穴になる危険性があることに注意して頂きたいと思います。  これは、国家公務員、地…

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過去・現在・未来を語れれば、面接は難しくない

面接の質問で、特に重視されると思うものは、以下の質問が考えられます。 ・志望動機 →なぜ、この自治体もしくは国立大学なのか。なぜ、その職種(司書や事務など)を選んだのか。・これまでに困難や挫折を克服した経験・アルバイトやこれまでの職務でのトラブル対応経験・様々な年代、立場、外部の人とコミュニケーションがとれるか・自分の長所と短所・趣味や特技・ストレス解消法・併願状況・○年後、どうなっていたいか…

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東京国立博物館資料館(図書室)の司書募集は、厚かましいにも程がある求人内容

東京・上野にある、東京国立博物館資料館(図書室)の求人募集を見つけましたが、どう考えても時給と応募資格が見合わないと思う内容です。まずは、以下の求人内容を見て下さい。 ■東京国立博物館資料館(図書室)求人※募集および掲載は終了しています。当時の内容を再現しています。•応募資格(1)司書資格を有し、大学ないし専門図書館(美術館の図書室を含む)での1年以上の勤務経験があり、NACSIS-CATの目…

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