国立大学法人等採用の第一次試験は、大学図書館へ就職を目指す方の重要な試験です。知識問題20問、知能問題20問なので、数的推理や文章理解ができても、知識問題がボロボロだと落ちます。逆のパターンも同様です。バランス良く正解することが必要です。でも、26/40問がボーダーと言われているので、6割ちょっとで通過します。難しい問題は捨て、確実に取れる問題をケアレスミスなく正解することが重要です。数的推理が苦手な方が多いと思いますが、知識と知能の割合が五分五分なので、数的推理を優先にとか、確実に解かなければ、ということにこだわりすぎると自滅する可能性があります。数的推理がイマイチでも、他の問題でカバーできるはずです。得意な問題、解けそうな問題、やさしい問題を確実に取る事を念頭におく方がプレッシャーもなくなります。
解答のコツは、まず知識問題一通り解きます。わからなければ飛ばし、とにかく20問目まで振り返らず一直線に解き抜きます。そこで、わからなかった問題をもう一度考えて解きます。ただし、時間のかかる知能問題が残っているので、覚悟を決めて早めに決断しましょう。知識問題は、頭の中に知識のストックがなければ、いくら考えてもわかりません。できれば、ここまで35分~40分でできれば理想です。知能問題の解く順番は、文章理解→資料解釈→数的推理→判断推理が良いかと思います。
以上、あくまで私の持論ばかり書きましたが、自分の確立した解答パターンに迷いのある方は参考にしてみてください。ただ、知能問題→知識問題の順で解くのは、よろしくないです。きっと、知識問題を解く時間がなくなります。
では、がんばってください。健闘を祈っております。
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