東京国立博物館資料館(図書室)の司書募集は、厚かましいにも程がある求人内容

東京・上野にある、東京国立博物館資料館(図書室)の求人募集を見つけましたが、どう考えても時給と応募資格が見合わないと思う内容です。まずは、以下の求人内容を見て下さい。

■東京国立博物館資料館(図書室)求人
※募集および掲載は終了しています。当時の内容を再現しています。
•応募資格
(1)司書資格を有し、大学ないし専門図書館(美術館の図書室を含む)での1年以上の勤務経験があり、NACSIS-CATの目録作成に通じていること
(2)海外との図書交換や、閲覧業務および図書整理業務に必要な一定以上の英語の能力を有する者。(TOEIC、TOEFL等の受験経験者は、その点数を明記すること)
(3)Microsoft Word、Excel及びAccessを使って効率的に業務を遂行できること
(4)美術史、博物館学、図書館学の関連学会に所属し自己研修に努める者が望ましい
•待遇(給与、手当等): 時給1,050円、雇用保険、社会保険、厚生年金加入
•業務内容: 情報資料室業務(東京国立博物館資料館における資料の収集、整理、保存、公開、調査等の業務)全般の業務補助
•契約期間: 契約は年度単位。更新する場合は最長で3年
•勤務時間: 週5日(月~金曜日)で勤務時間は9:15~17:15(1日7時間、週35時間)

注目したいところは、時給1,050円、3年契約雇い止めで求められる条件です。
・司書資格必須
・NACSIS-CATの目録作成に精通し目録規則を理解していること
・1年以上の図書館での職務経験
・英語による事務やカウンターでの対応
・Accessもできること
・学会に所属し自己研修に努める

 以上をイメージすると、司書資格を持ち、目録などの専門知識がある。そして、職務経験が豊富で即戦力になれる。Officeソフトを使いこなせて効率的に事務処理ができる。英語の読解、英語での書類作成、会話ができ、学会に入会して自己啓発も怠らない。まあ、こんな人材が来れば理想なのでしょう。3年契約限度の時給1050円で、このレベルを求めるのは、バカも休み休み言ってもらいたい。
 そもそも、専門知識とか語学力が必要なら、本来こんな時給なんてアウトでしょ。しかも、3年で雇い止め。その辺わかっているんですかね?公的機関であり、どこの馬の骨かわからない民間の派遣会社や受託会社ではないのですから、きちんと時給に見合うように条件を検討してもらいたいものです。あと意味不明なのは、「学会に所属し自己研修に努めるのが望ましい」とありますが、自己研修は自己の意志なので、雇用側が出す条件ではないんですよ。研究者の卵を採用するわけではないのですから、3年契約限度の低賃金司書バイトに、こんなことを要求するのは調子に乗りすぎでしょう。

この記事へのコメント

  • 司書歴11年

    司書をなめすぎなんです!
    なんでこんなにも地位が低いんでしょう・・・
    悔しいです!!
    どんなに能力があっても正規では雇ってくれず、バイトやパート扱いなんですね・・・
    2015年07月17日 10:38
  • まっつん

    本当に同感です!!
    私も当該求人を数日前に見ていて、思わず笑ってしまいました。そんな人材、コンビニの時給ほどの時給で雇えると思ってるのか?
    2014年10月08日 18:06
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