筆記試験対策プランとして、まずは専門試験対策に取り掛かり、試験本番まで途切れることなく継続することが重要です。専門試験は、教養試験よりも優先してやるべきものです。司書職の場合、6月と9月の地方公務員1次試験、国立大学法人の2次試験、国会図書館の2次試験で実施されます。学習の成果が表れやすく、得点源になります。配点が教養試験の2倍となる自治体もあります。何よりも、科目と範囲が膨大で成果が出にくい教養試験をカバーする役割を担うことができます。専門試験の勉強が苦痛なら、そもそも適性がないのです。
教養試験については、判断・数的推理、法律、政治、経済、世界史を優先してやるべきでしょう。それに続く形で、文章理解、資料解釈、生物、化学、地学、地理、日本史、思想、文学・芸術の優先順位が良いと思います。個人的に得意・不得意科目は違うので、そこは自分でアレンジしてください。基本的に得意科目重視にするべきです。試験までの短期間で、不得意科目を得意科目にできるわけがないからです。
難問を捨て、難易度の低い問題や出題の多い分野を重点的に、何度も復習することが合格への近道です。難問や出題されたことのない分野を捨てることで、重要な分野に集中できます。過去問やテキストを全て完璧にやる考えを捨てないと、迷路に迷い込むので注意してください。
微々たる努力も結果として大きな成果となります。早速、第一歩を踏み出しましょう。
この記事へのコメント