日本図書館協会(JLA)ホームページの図書館求人情報ページは、官製ワーキングプアの温床と化している

■日本図書館協会ホームページの図書館求人情報ページを見ていると、官製ワーキングプア生産工場ではないかと思うことがある。常に非正規採用求人のオンパレードで、利用価値のない情報源だ。

 日本図書館協会(JLA)ホームページの図書館関係求人情報ページをご覧になったことはありますか?おそらく、図書館の求人を探している方であれば、一度はアクセスしたことがあると思います。

 しかし、このページに掲載される求人は、年間を通して非正規職員求人ばかりで、肝心の正規職員求人は殆ど掲載されません。圧倒的に自治体の公共図書館や国立大学図書館の非正規職員求人ばかりです。正規職員求人の掲載があっても、6月~9月頃に実施される地方自治体の正職員採用のものがメインですが、全ての自治体の情報が掲載されるわけではありません。昨年度などは、首都圏の神奈川県、埼玉県、千葉県、横浜市の採用情報は掲載されませんでした。受験者数が多い自治体で情報需要があるのに、掲載を取りこぼしているのです。

 つまり、情報の網羅性がなく中途半端だということです。ただでさえ正規職員の採用情報が少ない中で、致命的なミスと言えるでしょう。自治体から掲載の申し出がないことが理由であっても、日本図書館協会側からも自ら情報収集をする努力はするべきでしょう。手前味噌で言うつもりはありませんが、当ブログの方が網羅的に自治体の採用試験情報を収集しています。こんな個人ブログよりも劣るなら、何の存在価値もないでしょう。

 採用情報ページの下の方に記載されている掲載条件に、「正規職員の募集が原則です。ただし、条件によって非正規職員の情報も掲載いたします。」とあります。しかし、実態は原則の方(正規職員)が影を潜め、例外の方(非正規職員)が主役になっている状態なのです。協会も甘々に認めているのもどうかと思いますが、非正規でも、もう少し質の高い内容の求人に厳選するよう基準を上げるべきでしょう。ついでに、掲載料金を頂戴しても良いのではないかと思います。図書館司書の非正規職員増加を問題視している日本図書館協会が、自らのホームページの場を提供して非正規職員求人を掲載している現状は憂慮すべきことであり、間接的に官製ワーキングプアの源泉になっているのです。

今日も掲載されている求人をご覧になってみて下さい。質より量が圧倒している状態です。
http://www.jla.or.jp/tabid/334/Default.aspx

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