派遣時給のカラクリ-仕事内容に見合わない事があるので要注意! キャリアパワー(株)の大学図書館司書求人の事例

今回は派遣の時給の話をします。詳しい方もいると思いますが、わからない方向けに書きます。派遣の場合、時給が約1400円前後の高めに設定されている事が多い。図書館業界の時給としては高いのだが、これにはカラクリがある。よく見ると、交通費支給に関する事項が書かれていない。

つまり、時給から交通費分は自己負担しなくてはならない。徒歩や自転車で通える人は高時給となるが、そういう人は少ない。都心の大学ならば、1時間~2時間かけて通勤する人が圧倒的に多い。1ヶ月の定期代だと10000円以上になることは珍しくない。

そうなると個人差もあるが、時給がマイナス100円以上の損失になってしまう。これで、難易度が高い業務をやらされては、たまったものではない。そんな事例を見つけたのが、以下のキャリアパワー(株)の派遣求人である。

キャリアパワー(株) 東京・白山の大学図書館の目録業務
○仕事内容
図書データの入力
○対象となる方
目録がオリジナルで作成できる方
・和古書、英語と多言語(ドイツ・フランス・イタリア・スペイン・ラテン語等)の目録ができる方
・浮世絵・地図・巻物等から目録が取れる方
・帙(古書を入れる箱)作成、貴重資料の箱作成ができる方
○時給1400円 ※交通費支給の記載なし
※リクナビ派遣より一部抜粋 2016年2月8日現在

この仕事内容は、時給1400円で交通費自己負担の仕事ではない。和古書と多言語を扱うにしては安すぎる。時給1400円だと、交通費を負担すれば1200円台になるだろうし、遠方の人だと1100円台になりそうだ。イタリア語だのスペイン語だのラテン語だの、更には浮世絵とか言っている。そもそも、ラテン語ができる人なんて、どんだけいるのかい?

派遣の場合は、時給、交通費の有無、実際の交通費、仕事内容をきちんと精査して応募しなくてはいけないのである。高待遇と謳っているが、騙されないように!


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