自治体や国立大学法人の業務説明会に参加していますか? 参加しないことは採用に不利になる!?

 ここ数年、人事院、霞が関の省庁、地方自治体(都道府県庁,市区役所)、国立大学法人では、採用試験前に業務説明会を開催することが当たり前の状況になってきました。大学まで出向いて開催する自治体や機関もあります。早ければ11月頃から始まり、3月から5月頃がピークとなります。以前は情報閉鎖の時代で、業務内容や採用試験の情報は、なかなか入手できない大変な時代でした。国立大学法人発足の頃も、業務説明会などはありませんでした。

 それが近年、情報をオープンにし、自らの組織の業務や実情を知ってもらい、職員と直接、質疑応答などのコミュニケーションをとれる機会を設けるようになりました。以前とは隔世の感があります。これは、入職後のミスマッチを防ぎ早期離職を防ぐこと、採用試験の一部として早い段階から志望動機の高い人材を見極めること、組織のPR、などの目的が主な開催理由として挙げられます。日時などの時間的なスケジュール、内容、開催場所の確保、担当職員の確保など、時間と費用を負担し、知恵を振り絞って開催しています。何となく開催しているわけではないのです。

 表面的には、「参加しないことは採用に不利にはなりません」と書いてありますが、そんなことはありません。多くは予約制を採用し、参加の有無を含めた参加者の個人情報をストックします。これは、採用側にとって志望動機の見極めを測るバロメーターの一部になります。予約制ではないフリー参加の場合でも、面接時に説明会に参加したかの質問や話題を降られることはあります。いずれにしても、業務説明会に参加することは必須です。面接で説明会の感想や印象を志望動機の一つとして、プラス的にアピールできれば有利になるでしょう。

 業務説明会に参加しなくても優遇される人は限られた人だけです。具体的には、高学歴で筆記試験の成績上位者、地元在住者、国大なら卒業生などです。これが現実です。該当しない方は、必死にアピールして、その組織に貢献する意思を認めてもらう必要があります。その第一歩が業務説明会です。参加するだけでも有利になります。できれば、職員の方に質疑応答して熱意をアピールしましょう。名前と顔を覚えてもらえばラッキーです。面接が第一歩ではありません。それは過去の話です。参加の有無は採用の合否を分けます。

 司書職に関しては今年度、採用試験前の説明会として、国立大学法人主催のもの、横浜市や埼玉県など一部の自治体は終了しています。これらを受験予定の方で参加しなかった人は、採用まで厳しい道程だと覚悟するべきです。来年度に受験予定の方は、今後の業務説明会の情報を漏らさないよう、意中の自治体や国立大学法人のホームページをこまめにチェックする習慣をつけてください。また、大学まで出向いてくれて開催する業務説明会があれば、そちらも必ず参加しましょう。

 採用試験は、業務説明会から始まっています!!!

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