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2016年12月14日

キャリアパワー(株)のバカげた図書館司書求人◆英語,独語,仏語,露語,中国語の目録作成が時給1200円で交通費なし

今回は、派遣会社「キャリアパワー」のブラック派遣求人について記事を書いてみました。京都大学図書館に派遣され、洋書および中国書の目録作成(NACSIS-CAT)をする仕事です。派遣契約のため、雇用主はキャリアパワーで、業務指示は京大の図書館職員がすることになります。

実はこの求人、1ヶ月以上も前から、ホームページ、求人サイトの「Indeed」や「リクナビ派遣」に、毎週1回程度の頻度で更新掲載され続けていますが、未だに人材が集まらないようです。それもそのはず、求人内容を見ると、その理由が納得できます。

以下に求人内容の要点を原文のまま転記します。なお、勤務先図書館が、「京都にある有名国立大学図書館」と伏せて記載されていますが、明らかに京都大学ですので、実名で書きます。
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◆京都にある有名国立大学図書館
・京阪鴨東線出町柳駅徒歩15分、市バス百万遍、京大正門前徒歩5分
●雇用形態: 派遣
●給与: 1200円 ※交通費別途支給なし
●仕事内容: 目録作成業務。寄贈図書のうち、洋書(英語、ドイツ語、フランス語、ロシア語)または、中国書をお願いされる予定。スキルによっては英語のみ。可能であれば、ドイツ語、フランス語の図書もお願いされます(経験をお持ちであればロシア語の図書もお願いされます)。洋書の場合、中国語もできれば中国語もお願いされます。英語:51%、フランス語:21%、ドイツ語:14%、その他14%→1日で平均21冊の目録作成を行います。

ブランクがある方や、大学でのお仕事が初めての方も、「本が大好き」な気持ちを、今度は国立大学図書館のお仕事で新たな形にしてみませんか?国立大学ならではの蔵書にも、触れることが出来るかもしれませんね♪ライブリアンとしての新たなキャリアアップが図れるチャンスです☆

●スキル、経験
・NACSIS-CATによる目録作成経験者。
・洋書目録入力(主に英語、ドイツ語、フランス語もできることが望ましい)が出来る方、または、中国書目録ができる方。
●期間: 長期
●開始日: 即日〜3月31日迄 ※期間限定
●勤務曜日: 月/火/水/木/金
●勤務時間: 9:00〜16:00(休憩1時間、実働6時間)
●アピール: 期間限定!資格やスキルをフルにいかして、国立大学図書館でお仕事してみませんか?通勤時、大学へ続く落ち着いた雰囲気の道中は木々が沢山あり、行き帰りにリフレッシュが出来ると人気ですよ♪まずはお気軽にエントリーをおまちしています。

※募集は終了しています、掲載時の内容を再現しています。
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求人内容は以上の通りです。まずは、

>>ブランクがある方や、大学でのお仕事が初めての方も、「本が大好き」な気持ちを、今度は国立大学図書館のお仕事で新たな形にしてみませんか?国立大学ならではの蔵書にも、触れることが出来るかもしれませんね♪

>>通勤時、大学へ続く落ち着いた雰囲気の道中は木々が沢山あり、行き帰りにリフレッシュが出来ると人気ですよ♪

などと、意味不明なアピールコメントが並べられていますが、こんなことに釣られて応募してくるとでも思ってるのでしょうか。(苦笑)
また、期間が長期と明記されているのに、期間限定とも明記され矛盾しています。

図書館業務の中でも、洋書の目録作成は難易度の高い仕事であり、長年の経験とスキルを要します。今回は、英語だけでなく、ドイツ語、フランス語、ロシア語、中国語まで含まれており、極めて難易度が高いです。スキルによっては範囲が限定されるみたいですが、この内容で時給1200円の交通費なしは、ひどすぎるでしょ!交通費も自己負担だと個人差もありますが、時給1000円程度、あるいは、それ以下になってしまうでしょう。

それと、複数の言語ができると、あれもこれもとお願いされるみたいですから、どうせ時給が同じなら、1言語しかできないと言った方がお得ですね。私だったら、そうします。

このおかしな時給設定は、ピンハネして利益の多くを会社が搾取しているか、元々利益率の低い仕事を無理やり取っているかです。

派遣契約なので、この時給の価格設定は、雇用主のキャリアパワーが決めますが、この時給にはかなり無理があります。目録業務の経験者は、業界事情に精通している方が多いので、こうした、ふざけたにも程があるような求人には手を出しません。だから、いつまで経っても人が集まらないのです。キャリアパワーの担当者がアホとしか言いようがありません。

京大も自前で募集して雇った方が手っ取り早いですよ。国立大学が、派遣を利用する手法で人材募集をすることは望ましくありません。今年に入り、東京外語大附属図書館も派遣を利用している求人が複数ありました。国立大学でも、こうした流れが続くことが懸念されます。

図書館業務を受託する民間企業は、いい加減なマネジメントやノウハウ、そして、経営体力も乏しいですから、カタギ(まともな)の人間が行く所ではありません。

今回は、こうした求人には応募してはいけないと教えてくれる、反面教師的な悪い求人事例を紹介しました。

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posted by パピルス at 11:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 委託・派遣・指定管理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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