東京都狛江市の学校司書・理不尽なブラック求人

月給10万の低賃金、週4日/1日6時間勤務で課せられるハードな業務内容
かつては、法令で規定されていなかった学校司書ですが、2014年の学校図書館法一部改正により、第6条「学校には、司書教諭のほか、学校図書館の運営の改善及び向上を図り、児童又は生徒及び教員による学校図書館の利用の一層の促進に資するため、専ら学校図書館の職務に従事する職員を置くよう努めなければならない」と規定され、2015年4月1日から施行されました。学校司書の地位向上に向けた前進的な出来事といえます。

しかし、雇用に関しての現実は甘くなく、業者に丸投げ委託している自治体もありますし、自治体が直接採用のケースでも、低賃金の有期雇用が当たり前となっています。そのくせ管理責任者的な立場を任されるケースも多々あります。今回は、そんな内容の求人をハローワークインターネット求人サービスで見つけました。東京都狛江市の学校司書求人です。

以下に求人内容を書きますが、なかなかハードな業務です。これを、月給10万程度でこなさなければいけないのですから、たまったもんじゃありません

■東京都狛江市・学校司書求人
○仕事内容
・学校図書館の図書館資料の選定、収集、管理、及び廃棄
・図書館資料の貸し出し及び返却の受付、貸し出しの予約の手配、返却期限を延滞する利用者に対する督促
・利用者管理
・レファレンスサービス及びレフェラルサービス
・児童生徒の興味、関心、発達段階、読書力等に応じた読書相談
・授業及び学校活動に対する支援のための図書館資料の準備、提供及び教員への協力
・他の学校図書館及び狛江市立図書館との団体貸出等の連携
・他の計画、方針等に基くものの他校長が必要と認める業務

○賃金
a 基本給(月額平均)又は時間額
106,100円~106,100円
b 定額的に支払われる手当
なし
a + b
106,100円~106,100円
※8月は8日勤務のため、月額が変わります。月額53,050円

○加入保健
・雇用、労災、健康、厚生
○就業時間
8:00~17:00の間の6時間
○休憩時間
60分
○休日
・水、土、日、祝祭日、その他
・学校休校日は勤務を要しない日とする
・8月は8日勤務とする
・学校のスケジュールに準ずる
○資格
司書教諭または司書
○雇用期間
・雇用期間の定めあり(4ヶ月以上)
・平成29年6月1日~平成30年3月31日
・契約更新の可能性の有あり(条件あり)

【情報源】


これは、正規雇用で採用する業務内容だろ。10万円程度の給料で、こんな業務を担う人なんているのかね?社会保険を差し引かれたら、手元に来るのは7~8万だよ。非正規で雇うにしろ、もっと給料面などの待遇を良くしないと、集まらないか、すぐ去るね。これじゃ、そこら辺のブラック企業が出してるブラック求人と同じではないか。

管理、企画、選書、手配、督促、先生や生徒への対応、相談への回答、連絡調整、他館との連携など、運営全般に渡る広範囲な業務と責任があるのだから、こんなショボイ賃金しか出すつもりがない狛江市は罪深いと言えるでしょう。

東京の自治体ですら(外れの方だが)、この有様ですから、地方都市はもっと厳しいでしょう。学校司書をお手伝いさん的な意識でしか考えていない求人です。即、待遇面の改善を求めます。

この記事へのコメント

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/449382560

※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック