派遣の不適切な低時給求人は要注意!電通広告図書館へ派遣のウーマンスタッフ募集求人

前回の記事で紹介した、ナカバヤシとウーマンスタッフだが、今回は別の話題で触れてみる。

女性社員の過労自殺などで、何かと世間をお騒がせしている大手広告代理店の電通だが、本社ビルの中に広告図書館という専門図書館があるのをご存知でしょうか。現在、リニューアル中で、12月に再オープン予定です。

そんな折、電通広告図書館の求人を見つけたのだが、派遣会社ウーマンスタッフが求人を出して募集している。電通と派遣契約を結んでいるように見られるが、恐らくこの契約もナカバヤシが契約したうえで、契約には関係のない、グループ会社のウーマンスタッフが募集していると思われる。ただ今回は、その方面の話題ではなく、派遣の不適切な時給について書いてみる。

まずは、以下の求人内容をご覧ください。ちなみに、派遣契約のため、採用と待遇設定は業者側のウーマンスタッフが担います。

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【求人募集内容】
★汐留・リニューアルオープンの広告・マーケティングに関する資料を集めた専門図書館
○勤務地: 都営地下鉄大江戸線汐留駅より直結、JR新橋駅も利用可能。

○給与: 時給1200円(交通費含)

○仕事内容: カウンター業務、レファレンス対応、書架整理、図書受入、図書館システムを使用した和洋図書・視聴覚資料の登録、図書装備、カレンダーやDVDラベル作成(Illustrator使用)、企画展示補助、利用者からの問い合わせ対応、電話対応、蔵書点検

○勤務時間: 実働7時間、週5日勤務、週休2日

○応募資格: 司書資格、公共、大学・専門・企業図書館等での勤務経験がある方、Word・Excelできる方、ビジネスマナーを習得されている方、人と接することがお好きな方。

[情報源]
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この求人内容をよく見てみると、通常の派遣求人の時給としては低く、仕事内容にも見合っていない。仕事内容が幅広いわりに、こんなショボイ時給設定は不適切である。さらに、交通費が出ないのである!つまり、交通費は自己負担することになる。実際には、時給1200円ではなく、それ以下となる。遠方からの通勤だと、時給1000円を割ってしまうこともあり得る。

こうしたタチの悪い時給なのは、次のような理由が考えられる。

・業者の仲介手数料のピンハネ。
・電通から無理やり低金額で契約させられた。いわゆる、下請けイジメ。
・業者が他社より有利に契約を獲得するため、低価格で契約した。

いずれにしても、人件費を下げる要因になり、よろしくない。派遣の場合、即戦力を求められ、交通費が出ないことが多いので、通常は高めの時給が設定される。今回の求人は、派遣求人の時給としては相応しくなく、応募をしてはいけない類のものである。

そもそも、派遣業者というものは、仲介手数料で稼ぐことが本業なのだから、それを獲得すれば、あとは放置するだけである。業務ノウハウもないくせに参入することが胡散臭いわけである。その辺の背景をよく理解しておいた方が良いだろう。

また最近は、図書館の求人でも長期間掲載され続けているものや、何度も再掲載されるものが見受けられる。今回のような、質の低い内容の待遇しか出せないのなら、人材不足も顕著なものになっていくだろう。この求人も、そうなる予感がある。

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