公務員試験・選択肢ごとの正解確率

公務員筆記試験の各選択肢番号別の正解数は、基本的にバランス良く配分されています。特定の選択肢番号が多い・少ないという事はありません。

下記は、今年2017年の国家公務員一般職、東京都、特別区の教養試験(行政職)の選択肢番号別の正解数です。各選択肢間で、おおむね差が1~4つ以内に収まっています。専門試験、さらには、他の公務員試験もこうした作りになっているはずです。

2017年度・教養試験問題正答の選択肢番号別の数
[国家一般職・全40問]
①7
②8
③8
④8
⑤9

[東京都I類B・全40問]
①7
②9
③10
④6
⑤8

[東京都I類B・全40問]
①6
②8
③10
④9
⑤7

[特別区I類・全48問]
①9
②10
③9
④11
⑤9

※人事院、東京都、特別区の採用公式ホームページを参考に抜粋。掲載は終了済。

これを見ると、同じ選択肢番号ばかりを一貫して選んでも、合格は難しいでしょう。3番の正解が多く、1番と5番が少ないなどの話を聞いたことがありますが、そんなことはないのです。やはり、問題文をしっかり読み、消去法で絞り込むことが王道でしょう。何番が確率的に多い・少ないと議論するのは無意味でしょう。

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