地方公務員・司書採用試験実施結果【2017年度/平成29年度】

平成29年度に実施された、主要自治体の司書採用試験・最終結果を表にまとめてみました。判明分のみで追加があれば適宜修正します。どの自治体も高倍率で難関です。そんな中、横浜市は7名、埼玉県は何と18名の最終合格者を出しています。地方自治体で正規司書を18名も大量合格させる前例は、これまで聞いた事がありません。良い意味で異例中の異例です。過去6年間の試験結果を一番下に記載しておきましたので、こちらもご参考ください。

2018年は、どの程度の採用数になるかわかりませんが、近年、比較的安定感のある横浜市と埼玉県を受験の選択肢に入れる事は、本気で考えておくべきかと思います。両自治体は、関東圏以外の地方出身者も多く居住しており、出身地による採用のこだわりは、地方都市の自治体よりも緩いと言えるでしょう。地方在住の方にもチャンスはあります。

また、千葉県は採用者が0人という厳しい結果となりました。筆記試験を通過しても、面接などで一定水準以上の該当者がいなければ、採用見送りもあるという事例です。

自治体受験者合格者倍率
青森県 17 117.0
秋田市 14 114.0
山形県 55 3 18.3 
東京都 46  2  23.0 
日野市 79 3 26.3 
調布市 42 1 42.0 
神奈川県60415.0
横浜市89712.7
埼玉県170189.4
千葉県5400
成田市 45 222.5
新潟市52152.0
愛知県51151.0
岐阜県20210.0
三重県1728.5
京都府20210.0
堺市102425.5
香川県15115.0
徳島県54413.5
高知県924.5
広島県29214.5
大分県28214.0
熊本県34134.0
※各自治体公式サイト(採用情報)より抜粋。より詳しいデータは、そちらをご覧ください。
※平成29年12月17日現在の判明分

【近年6年間の採用実績】
[横浜市]
年度受験者合格者倍率
2012 128 914.2
2013 153 819.1
2014 99 911.0
2015 115 8 14.4 
2016 102  13  7.8 
2017 89 7 12.7 
●参考元
2013年以前は個人的に保存しておいた情報より

[埼玉県]
年度受験者合格者倍率
2012 324 1129.5
2013 293 1126.6
2014 159 531.8
2015 154 15 10.3 
2016 152  14  10.9 
2017 170 18 9.4 
●参考元

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