図書館業務の人材をJR東日本グループ会社の派遣社員に頼る東大図書館

国立大学図書館も派遣社員を活用する時代に国立大学図書館において、非正規雇用で勤務する人は、事務補佐員という呼称で正規職員(係長、主任、係員)の指示を受けながら勤務することになります。業務は主に、閲覧、目録、ILL等が中心で、専門書や洋書も扱う事から、公共図書館より仕事の難易度は高くなります。委託化が進む公共図書館や私立大学図書館に比べ、現在でも、非正規職員を直接雇用しています。しかし、近年は、期…

続きを読む

民間委託図書館の人手不足・司書求人サイトから見える、人材が集まらない不人気ぶり

最近は、多くの業界で人手不足という言葉を耳にします。人手不足が定番となっている小売、外食、配送、宿泊、介護といった不人気業界だけでなく、図書館業界にも少しずつ押し寄せている節があります。 民間業者が受託した図書館司書の求人が掲載されている、図書館ジョブ、Indeed、フロムエー、リクナビ派遣、イーアイデム、タウンワーク、ハローワーク公式などのサイトを定期的に観察していると、人材が集まらない様子…

続きを読む

大学図書館業務委託・民間業者の契約一覧【2017年度/平成29年度】

大学図書館の委託業務を請け負う、主要な民間会社の契約情報を各方面等から入手できました。関東1都3県、中京、関西地区の一部大学・独法・研究所に限定した契約情報ですが、軽くご参考下さい。契約内容は個々により異なります。判明しているものだけ掲載しました。修正、追加は適宜行います。※平成29年3月22日現在 ○図書館流通センター(TRC)・拓殖大 ○丸善雄松堂・明治大・青山学院大・國學院大・日本女子…

続きを読む

東京都立図書館の業務委託は、スポーツ施設運営管理や業種不明な業者が受託を独占する状態【2017年度】

前回の記事では、都立高校図書室の業務委託において、ビル・マンション管理業者ばかりが受託している実態を書きましたが、東京都が運営する二つの公共図書館である、都立中央図書館(港区)と都立多摩図書館(国分寺市)の委託も似たような状況です。今年も、3月1日に入札が行われ、結果が判明しました。 やはり、都立高校図書室同様に図書館とは無縁な業者が落札しました。都立図書館も入札金額が一番安い業者が落札して受…

続きを読む

2017年も都立高校の学校図書館(図書室)は、ビル・マンション管理,警備,清掃業者などが運営する危機的状況

★この現状を小池都知事は理解しているのか? 昨年(2016年)、東京都立高校の学校図書館運営委託に関する、受託業者の実態について記事を書いたところ、多くの反響がありました。落札し受託した業者が、ビルやマンションの管理、警備、清掃、消毒業務等、図書館と全く無縁の業者ばかりで、多くの方が実情に驚いたのだと思います。こうしたことは、都立高校の学校図書館特有の委託事情だと思いますが、業者の能力や実績で…

続きを読む

キャリアパワー(株)のバカげた図書館司書求人◆英語,独語,仏語,露語,中国語の目録作成が時給1200円で交通費なし

今回は、派遣会社「キャリアパワー」のブラック派遣求人について記事を書いてみました。京都大学図書館に派遣され、洋書および中国書の目録作成(NACSIS-CAT)をする仕事です。派遣契約のため、雇用主はキャリアパワーで、業務指示は京大の図書館職員がすることになります。 実はこの求人、1ヶ月以上も前から、ホームページ、求人サイトの「Indeed」や「リクナビ派遣」に、毎週1回程度の頻度で更新掲載され…

続きを読む

紀伊國屋書店の人をバカにしている大学図書館司書求人◆時給1000円程度の薄給で多大な要求

 今回は、私立大学図書館の委託業務における、民間業者の「整理・収集・マネジメント業務」に関わる求人事情に焦点を当てた記事を書いてみました。まず、私立大学図書館の委託業務の求人は、カウンターやフロアー周りの閲覧業務(貸出・返却処理、書架整理など)が圧倒的に多く、全体の約80%程度を占めます。残りの約20%は、目録・分類などの整理業務、発注・受入などの収集業務、そして、責任者(リーダー)などのマネジ…

続きを読む

東京都立図書館・業務委託を受託する業者の実態【2016年度】

東京都立図書館は、港区にある中央図書館と立川市にある多摩図書館の2館があり、公共図書館の代表格ともいえる大規模図書館です。全国公共図書館協議会の事務局もおかれ、公共図書館のリーダー的存在でもあります。東京都は自治体として司書職制度があり、専任司書の方も両図書館に配属され業務を担っています。ここ数年、正規の新規採用も安定的に行われ、将来の運営を担う若手職員の確保が順調です。 しかし、ご多分に漏れ…

続きを読む

茨城県守谷市立中央図書館の館長や職員の退職相次ぐ異常事態-指定管理者の図書館流通センター(TRC)の混乱ぶり

茨城新聞・2016年7月2日の記事に、守谷中央図書館の現場での混乱が書かれていました。以下、記事を引用します。 ◆守谷中央図書館・館長や職員の退職相次ぐ:指定管理者4月導入後・市議会が改善要求 4月から指定管理者制度を導入した守谷市の守谷中央図書館で、館長や職員の退職が相次いだことが1日、明らかになった。職員は順次補充し、館長は代理を置いた上で8月に配置する予定という。守谷市議会は同日、総務教…

続きを読む

委託・指定管理図書館の管理責任者を安い労働力に頼る傲慢ビジネス-図書館流通センター(TRC),紀伊國屋書店,丸善雄松堂の司書求人事例

 公共図書館や大学図書館と民間業者との間で、委託や指定管理者の契約が結ばれると、受託した業者は、図書館運営を任されることになり、社員スタッフが配属される。スタッフ全員が契約社員やパート・アルバイトなどの非正規雇用である場合が圧倒的に多く、リーダーといった現場の管理責任者ですら、1年契約更新の雇用形態が当たり前だったりする。 現在、民間業者の受託状況を俯瞰すると、図書館流通センター(TRC)、紀伊…

続きを読む