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2014年09月07日

公共図書館・館長を月給24万円(試用期間・時給1200円)の契約社員で雇うなんて何様のつもりなのか - 丸善(株)のブラック求人

今日の記事は、地方自治体の公共図書館運営委託において、最高責任者である館長候補者求人募集の内容を取り上げます。書店大手の丸善が受託運営予定の公共図書館の館長候補者求人なのですが、転職サイト「マイナビ転職」に掲載されています。内容を見ると、館長としての責任と業務内容に全く見合わない待遇に驚きます。館長職なのに、契約社員で24万円程度のしょぼい給与しか貰えない実態を見て、労働者をコケにしているとしか思えないです。

では、館長としての仕事と求められる能力および責務とは、どんなものなのでしょう。以下、求人情報をそのまま書きます。
※募集は終了しました
-----ここから-----
◎丸善株式会社 公共図書館の館長候補 契約社員
【仕事内容】
図書館の館長として地方自治体との信頼関係構築、年間運営計画の立案・提案、進捗状況管理、館長として就任していただく図書館での、最高責任者として活躍していただきたいと考えています。
【具体的な業務】
・顧客との信頼関係構築
・年間運営計画の立案・提案、進捗状況管理
・運営全般を俯瞰した視点での組織マネジメント
・図書館での貸出・返却等の実務と顧客対応
※館長の下には実務レベルを担当する業務責任者がおり、現場スタッフを統率。チームでの図書館運営ですので、人間力を含めたマネジメントスキルを活かせます。
【魅力ある図書館サービスを地域に暮らす人々へ】
公共図書館を利用する方は、子どもから学生、子育て世代、社会人、高齢者まで実に様々。自治体の多くは、効率的な運営と同時に、こうした幅広い世代に向けたイベント企画など、魅力ある図書館づくりでも当社のノウハウに期待しています。館長着任後は、ぜひそんなソフト面でもあなたの感性を発揮してください。組織マネジメントなどをお任せします。
【応募条件】
・短大卒以上
・Office系ソフトの基本操作
・一般企業等での就業経験(営業、広報など対外的な業務経験あれば尚可)
【歓迎する経験・資格・スキル】
・組織のマネジメント経験(小規模チームの責任者やリーダー経験でも可)
・経理的な素養、収支関連の基礎知識
【こんな持ち味を活かせます】
・周囲と協調し、目標達成を目指すリーダーシップ
・臨機応変な対応力
・机上だけに寄りかからないフットワークの良さ
・相互信頼をベースにした折衝力
・部下が困ったときに相談されやすい人間力
【給与】
月給24万円以上
※試用期間3ヶ月あり(時給1200円)
【昇給・賞与】
昇降給は人事考課制度により決定
【諸手当】
交通費支給(上限25,000円/月)
【休日・休暇】
週休2日制(図書館カレンダーによる)   年休制度あり(10日間)※入社6ヵ月後より
【福利厚生】
社会保険完備、従業員割引制度
-----ここまで----- マイナビ転職求人より(募集および掲載は終了しました)

とまあ、こういうことだそうです。24万円以上とありますが、以上がいくらなのかを過度に期待するのは甘いでしょう。身分も契約社員。賞与も退職金も具体的に明記していないので期待薄でしょう。試用期間と言えど、時給1200円で館長をやれなんてバカげている。

この求人に採用される方は、企業等で管理職として、それなりの立場と責任の元で職務経験を積んできた方が対象なのでしょう。そういう人材を大卒の初任給に毛の生えた程度の給与で雇おうなんて、企業として愚行ではないでしょうか。体裁の良い理念や宣伝文句ばかり並べていますが、理解できない求人です。

posted by パピルス at 21:00 | Comment(1) | TrackBack(0) | 雇用問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年09月01日

日本アスペクトコア(株)・図書館業務委託のブラック求人-薄給で現場の管理責任を要求する、ひどい求人募集

 民間会社が図書館委託業務を受託すれば、複数の自社スタッフが現場へ配属されます。そして、現場リーダーが必要になります。リーダーは現場の管理責任者となり、多岐に渡る業務遂行とスタッフの指導、サポート、管理をすることになります。また、委託元の職員との折衝や業務調整も行います。時には予期せぬトラブルも対処することになります。しかし、多くは職務内容に見合わない待遇です。一事例として、日本アスペクトコア(株)の現場管理責任者の求人を見てみます。※募集は終了し、掲載時の内容を再現しています。
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【大阪・京都エリア】☆大学図書館 ☆現場管理責任者募集
今回は、大阪・京都エリアの各大学図書館での図書館管理責任者を募集します。
今までリーダーや現場管理等マネジメントを行っていた方であれば、図書館でのご経験等は問いません。また、将来的には営業管理担当として複数大学のスタッフ管理をお任せ致します。
■業務内容■
<現場管理責任者業務>
お任せする業務は、現場管理責任者としてのマネジメント図書館業務全般です。
図書館業務については、未経験でもOKです。しっかりと教育致します。(事前研修+OJT)
【具体的には】
・スタッフ管理(シフト調整、取りまとめ等)
・顧客折衝(業務調整、報告等)
・報告書作成
・定例会参加
・図書館業務全般(カウンター、配架・書架整理、ILL、レファレンスなど)
■資格・経験■
・マネジメント経験のある方(図書館以外でも可、年数や規模なども問いません)
・シフト対応可能な方
・基本PCスキルのある方
・コミュニケーション能力のある方
※図書館業務経験のある方歓迎
※図書館司書資格あれば尚可
■就業時間■
【週5日/シフト制】
※実働7.5h
■給与■
月給18万円〜
※経験・スキルにより優遇
※交通費全額支給(当社規定による)
■待遇■
契約社員(社保完備)
■休日休暇■
週休2日制、その他大学が定める休日
※日本アスペクトコア(株)採用HPより抜粋 <一部省略しています>
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以下、内容を改めてまとめてみました。
●契約社員(更新制)の身分、月給18万円で求められること
・司書資格と図書館での業務経験、もしくは他業種でのマネジメント経験
・マネジメント(現場管理全般)
・スタッフのシフト調整と管理、指導とサポート
・委託元との業務調整といった折衝
・報告書などの書類作成
・会議などの定例会参加
・図書館業務全般(カウンター対応、図書の配架や書架整理、※1 ILL、※2 レファレンス)
※1 他図書館からの貸出やコピー希望に対応し、処理すること
※2 利用者が必要な情報や資料などを求めた際に、検索、提供、回答などをすること

 図書館業務全般のルーチンワーク(ルーティンワーク)だけでなく、スタッフへの指示、サポート、勤務シフト作成や委託元の図書館職員との折衝、連絡・報告、業務調整、書類作成、会議参加など広範囲な仕事です。これらの仕事をこなすのは、想像しているよりも大変です。委託元職員と自社スタッフとの中間的な立ち位置なので、双方の板挟みになる恐れもあります。人間関係の問題も出てくるでしょうし、ストレスも溜まるでしょう。月給18万〜となっていますが、経験やスキルがあっても、上積みされる額など、たかが知れてると思います。過度な期待は、しない方が良いです。社会保険(厚生年金・健康保険)、所得税、住民税、雇用保険料などが控除されれば、手取り15〜16万円位になるでしょう。しかも、賞与(ボーナス)の明記がありませんので、支給なしでしょう。それで現場管理、マネジメント、顧客折衝ですか・・・。年収いくらなんて、虚しくて計算するのもバカらしい。生活保護支給額とどちらが高いのでしょうか?
 身分は契約社員で、20万を切る給料と契約更新制という先行き不透明。職務内容に見合わない、こんなバカげた薄給の低待遇では誰もやろうなんて思わないでしょう。公務員司書や国立大学法人司書であれば、こうした責任のある仕事は正規雇用されて遂行します。しかし、民間の受託企業となれば、非正規雇用の薄給・低待遇でやらなければならないのです。薄給しか出せないのであれば、職務や責任を緩和したり、ハードルを下げたりすれば良いのですが、そこまで考慮してくれる会社は皆無でしょう。
 契約社員という中途半端な身分と低待遇で、正職員・正社員並みの仕事をこなし責任を負うことは、結果として自分自身が損をして負担になるだけです。こういう求人に応募して採用されても、百害あって一利なしでしょう。

posted by パピルス at 11:00 | Comment(1) | TrackBack(0) | 雇用問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年08月12日

排他的・閉鎖的な求人 - 山梨県南アルプス市の司書採用試験

昨日の記事で書いた、山梨県南アルプス市の司書職採用試験情報で、受験資格の住所要件と言う項目に、「平成26年4月1日現在、南アルプス市内に住所(住民登録)を有する者。ただし、修学、就労等のために住所を異動した者を含む」とあります。


これは、南アルプス市に居住し、住民登録をしている人だけが受験可能ということです。また、住所を異動した者を含むというのは、現在は大学や就職などで他地域に居住していても、実家が南アルプス市にある、もしくは以前に居住していた人という意味でしょう。つまり、よそ者はダメということです。平成26年4月1日現在で住民登録がある人ですから、今から南アルプス市に転居してもダメということです。 

地元の住民しか受験させない自治体は、地方に少数ですが存在します。もう少し緩やかな条件として、採用後に住民登録することを採用条件にしている自治体もあります。外の人間から見れば、ムラ社会の様な排他的、閉鎖的な社会に映りますが、地元の若者の雇用を確保したいなど、特有の事情があるのでしょう。

この事例から考えられることは、募集要項に堂々と住民登録者のみ受験可とは書かれていなくても、地方公務員というのは、やはり、その自治体に居住している、もしくは、近隣の人に受験して欲しいのが本音なのでしょう。ここに、筆記試験や面接を超える、自分ではどうすることもできない困難があります。たまたま、自分の住んでいる自治体に採用があればチャンスですが、そうではない縁も所縁もない人は、敗戦覚悟の受験になるでしょう。

以前の記事にも書きましたが、やはり地方公務員試験を受験するなら、できる限り近隣自治体を受験する方が、合格の可能性が高くなると思います。縁も所縁もない自治体なら、なぜその自治体を希望するのかという明確な理由を面接で述べ、納得してもらう必要があります。高学歴、筆記試験での高得点、素晴らしい人間性などを持ってしても突破できない見えない壁が、地方の自治体にはあるのかもしれません。



posted by パピルス at 12:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 雇用問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年07月30日

(株)キャリアパワーの違法同然のブラック派遣求人-交通費を自己負担すると最低賃金が下回る例

前回の記事では、交通費が安すぎる実例について書きましたが、それよりも厳しい条件として、交通費なしという求人もあります。キャリアパワーという派遣会社の求人で、大学図書館に派遣という雇用形態です。

-----ここから-----※募集および掲載は終了しています
株式会社キャリアパワーより大学図書館オススメ求人情報です♪いつも多数の皆さまよりご応募をいただきまして誠にありがとうございます。今回は文京区にある有名国立大学図書館でのお仕事です♪
☆★司書資格or大学図書館の経験を活かして国立大学図書館でお仕事始めませんか?
まずはお気軽にエントリー下さい(^^)☆★
<場所>
 東京都文京区
※東京メトロ千代田線根津駅 徒歩5分
※東京メトロ南北線東大前駅 徒歩10分
<時給>
 時給900円交通費別途支給なし
<時間>
9:15〜17:00(休憩45分、実働7時間)
※残業ほぼナシ
<期間>
8月中旬〜長期
<休日>
 土日祝 ※長期休暇:年末年始1週間程度あり
<内容>
 【図書館業務全般をお願いします】●閲覧対応●貸出・返却●相互貸借●受入など
<応募資格>
・司書資格もしくは大学図書館実務経験のある方
・PC(エクセル):文書作成、文字編集・表作成・表編集が出来る方
(キャリアパワー求人サイトより抜粋)
-----ここまで-----

労働基準法には、雇用主の交通費支給義務についての規定がないため、支給しなくても違法になりません。全額支給するか、限度額を設定するか、無支給かは、雇用主が決めることができます。

平成26年7月30日現在、この求人勤務地である東京都の最低賃金は、時間額869円です。時給900円・交通費なしで、時給分から交通費を自己負担すると、個々の通勤事情にもよりますが、最低賃金を下回る人も出てくるでしょう。

司書資格か実務経験、業務全般に携わることを要求しているなら、雀の涙位は支給してあげても良いのではと思う求人です。

posted by パピルス at 23:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | 雇用問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年07月29日

<ナカバヤシ関連会社>ウーマンスタッフ(株)違法同然の図書館司書ブラック派遣採用求人-交通費を自己負担すると最低賃金が下回る例

交通費を負担すれば、最低賃金が下回る可能性のある求人を見つけました。国立国会図書館で勤務する、派遣社員募集の求人です。国会図書館の直接雇用ではなく、フエルアルバムや製本業で有名なナカバヤシ株式会社グループのウーマンスタッフ株式会社という人材派遣会社の求人です。まずは、求人の内容を見て下さい(一部省略しています)
※募集と掲載は終了しています。掲載時の内容を再現しています。

▼ここから▼
永田町図書館スタッフ募集
●主な業務内容
利用者端末機(OPAC)操作案内、利用者対応など
●応募資格
・コミュニケーションスキルをお持ちの方 ※図書館での利用者案内経験がある方歓迎
・PC基本操作 文字入力:ブラインドタッチが可能な方
●勤務時間、曜日
平日9:00〜19:00の内、実働5〜7h程度 土曜日:9:00〜16:00の内、実働4〜5h程度
・時給900円 (交通費往復400円/日額支給

時給は、司書資格や語学力等を要求していないので、妥当な相場かと思います。着目したのは、交通費です。1日当り往復400円まで支給とあります。と言うことは、片道200円・・・。都心の求人で、この交通費はありえないでしょう。

多くの人は、1日400円で交通費が足りるとは思いませんので、自己負担は必然となります。そうなると、時給から引く形として自己負担になるので、最低賃金以下になるケースもあり得ます。間接的には違法と言えるのではないでしょうか。

こういう受託案件は、相当な低価格で落札した結果か企業のピンハネのどちらかです。交通費は、せめて1000円位は必要です。もう少し、企業努力できないのでしょうか・・・。これでは、ビジネスとして体裁を成しているといえません。

国会図書館は、この業務以外にも、検索端末操作のサポート、フロア案内、カウンター、コピーサービスなども派遣か委託で対応していると聞きました。おそらく、同レベルの待遇でしょう。日本の代表図書館でもある、天下の国会図書館が、ワーキングプアの温床になっていることが、一部垣間見えます。国会図書館の足元は、こうした人たちによって支えられているのです。


posted by パピルス at 23:50 | Comment(2) | TrackBack(0) | 雇用問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年07月28日

こんなふざけた内容の求人があって良いのか? 国際文化会館図書室・司書

日本図書館協会掲載の求人情報を見ていたら、職務内容と時給が見合わない、理不尽な求人がありました。まずは、求人案件の内容を見て下さい。(一部省略しています)※2014年7月28日当時の募集掲載内容を再現しています。募集は終了しています。

公益財団法人国際文化会館図書室
●雇用形態 アルバイト

●職務内容 英語資料を所蔵する会員制日本研究専門図書室での司書業務
・司書業務全般(洋書の目録作成、資料受入除籍、配架、装備、蔵書点検、資料発注、英語によるクイックレファレンス等)、一般事務(書類作成、簡単な経理作業)

●勤務条件 月〜金の週5日(9〜17時。実働7時間)。1年毎契約更新

●待遇 時給1000円、時間外手当あり、交通費支給、社会保険加入

●応募条件 大学卒業以上図書館勤務経験が5年以上あること(司書有資格者または資格取得見込みも可)。洋書の目録作成が可能であること。英語による利用者対応が可能であること。PCスキル(Microsoft Word、Excel、PowerPoint、Access、インターネット、電子メール等)があること。

●応募方法 履歴書、職務経歴書(経験業務内容を具体的に記入)および応募理由書(200字程度)を郵送。

注目したいところは、時給1,000円で求められる職務内容、技能、能力、経験、資格です。

・洋書目録の作成、つまり目録規則を理解し外国語の読解ができるレベルが必要
・発注、受入、配架、除籍、装備、蔵書点検
・英語による案内やレファレンス、つまり英会話ができるレベルの語学力が必要
・書類作成、経理などの一般事務
・PowerPointやAccessもできること
・応募理由も書いて提出しなくてはならない
・図書館勤務経験が5年以上
・司書資格が必要

 私も長く図書館業界の求人を観察してきましたが、この低待遇でここまでの条件を要求する求人は見たことがありません。この職務内容なら、正規雇用で採用するべきでしょう。国際文化会館という公益財団法人は、破産寸前なのでしょうか?だから、こんな職務内容に全く見合わない低待遇しか提示できないのでしょうか?自治体や国立大学法人の正規採用職員でも、いきなりこんな要求を課せられることはありません。バカも休み休み言ってもらいたいし、つけ上がるのもいい加減して欲しい。

 掲載している日本図書館協会も団体会員に対して言いにくい面もあるのかもしれないが、待遇と職務内容を精査して掲載可否を決めることも必要でしょう。こんな労働者を上から目線で足元を見るような求人に応募するのは辞めるべき。入職したところで、ろくなことはありませんから。


posted by パピルス at 12:00 | Comment(41) | TrackBack(1) | 雇用問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年06月29日

図書館業界も人材不足?

最近というわけでもないですが、以前から、とりわけ飲食業界、介護業界、建設業界で人材不足がクローズアップされています。よく、ニュースを目にすることも多いでしょう。図書館業界を見てみると、地方公務員や国立大学といった正規雇用採用での応募者数は、公開されているデータを見る限り、それほど減っているわけではなさそうです。年次、各自治体や大学によりけりですが、急激に不人気職種になっている兆候は見られません。以前よりも減っているとすれば、不人気ではなく、採用条件年齢層が少子化世代の20代〜30代前半の若年層に限定している結果でしょう。

一方で、非正規雇用主体の図書館業界において、非正規求人に対して応募する人材の増減を数値的に把握する方法はありません。無数にある非正規求人の応募数などのデータは存在しません。データがないので、ここから先の話は確信ではないことをご承知ください。

求人サイト「図書館ジョブ」や「Indeed」を見ていると、何度も同じ求人が、繰り返し掲載されることがあります。これは、おそらく応募がないか辞退された可能性があると推測します。職務内容に対する待遇条件が悪いなどの理由で敬遠されるのでしょう。以前なら、図書館で働ければ、待遇は妥協して応募する方もいたと思いますが、最近はそうでもないようです。

図書館で働きたいと希望する潜在人数は、相当多いと思いますが、貧弱な労働条件や薄利な待遇しか得られない現在の状況が続けば、飲食、介護、建設業界と同様の事態が起こるのも時間の問題です。いや、もうすでにそうなっているのかもしれません。人気職種なのに、人材を獲得して活かせないことは残念なことです。委託する自治体、大学、機関、受託する企業、NPO側等が真剣に打開策を考えなければ、人材は集まらない、または人が定着しない結果となり、安定的なサービスができなくなることは必至だと思います。

posted by パピルス at 17:18 | Comment(0) | TrackBack(0) | 雇用問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月15日

司書採用における世代間格差

今年度、地方自治体の司書募集は、現時点で推測する限り、そこそこは、あるのかなと予想しています。10年前などは、本当に悲惨でした。東京、神奈川、埼玉などは、10年以上も採用がない時期が続き、職員の年齢構成が、いびつになってしまいました。特に20代、30代の職員が極端に少なく、知識、技術、ノウハウ継承が困難な状況を作り出してしまい、今後はその更生をしていく時代に入った空気が少しあります。

でも、公務員試験の残酷な一面として、年齢制限という制約がある以上、長期間採用がない時代が続くと、受験機会がない世代が出てしまう面があるのです。だから、年齢的に今年受験できる方は、幸運といえるでしょう。

posted by パピルス at 19:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 雇用問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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