都立高校図書館が非正規だけど直接雇用で学校司書の募集

2021年2月現在、東京都立高校の学校図書館は、全体の3分の2程度が業務委託での運営となっている。だが、近年は一部の高校で受託事業者の契約不履行があり問題となっていた。落札したものの、人材を確保できないことが主な理由である。現状では、落札だけを目的にし、人材は法令上の最低時給レベルで募集して雇用するという愚策が横行している。業者にとって、肝心の運営の方は興味がないのだ。全て現場任せという有様であ…

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東京都立高校の学校図書館◆業務委託の実態はビル管理会社のドル箱事業

当ブログでは、東京都立高校の学校図書館・民間委託運営に関する受託業者が、ビル管理、清掃など、図書館と全く無縁の業者ばかりであると、2016年と2017年に記事として書き、多くの反響があった。あれから3年経過したが、今一度、現状を確認しておきたいと思い、再び記事にしてみた。 都立高校の学校図書館の民間委託は、2011年度から順次進められ、2020年度で10年目となる。全校の3分の2程度が委託化さ…

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横浜市・さいたま市の学校司書募集求人は職務内容に見合わないヒドイ待遇だ!

今年度も国立大学図書館や公立図書館の採用試験が一段落しました。この時期になると、来年度の非正規採用求人が増え始めますが、その中には学校図書館司書の募集も含まれます。今回は、学校司書の求人、とりわけ自治体教育委員会の直接雇用で採用している、横浜市とさいたま市の求人を例に挙げ、問題点につっこみを入れたいと思います。 近年、公立学校の学校図書館は、民間委託運営される自治体が増加していますが、この二つ…

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東京都立高校・学校図書館委託業務契約の不自然さ◆ナカバヤシとウーマンスタッフがひた隠す疑惑

現在、都立高校図書室運営の多くが業務委託になっている。東京都財務局が毎年3月に入札を行い、委託業者を決定する。今年も複数の業者が委託契約している。契約後、受託した業者は、自らが求人募集をしてスタッフを確保する。これが通常の流れだ。しかし、受託契約した業者とは違う、別の業者が求人募集している不自然な事例が存在する。 具体的には、受託契約した業者とは、ナカバヤシ株式会社であり、求人募集している別の…

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東京都狛江市の学校司書・理不尽なブラック求人

月給10万の低賃金、週4日/1日6時間勤務で課せられるハードな業務内容 かつては、法令で規定されていなかった学校司書ですが、2014年の学校図書館法一部改正により、第6条「学校には、司書教諭のほか、学校図書館の運営の改善及び向上を図り、児童又は生徒及び教員による学校図書館の利用の一層の促進に資するため、専ら学校図書館の職務に従事する職員を置くよう努めなければならない」と規定され、2015年4月…

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